陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となれば也(暦便覧)
空から降るものが雪から雨に替わる頃、深く積もった雪も融け始めます。
春一番が吹き、九州南部ではうぐいすの鳴き声が聞こえ始めます。
昔から農耕の準備を始める目安とされてきました。
天文学的には太陽が黄経330度の点を通過するときをいいます。
三寒四温(さんかんしおん)
寒い日が三日ほど続くと、その後四日間ぐらいは暖かいことをいいます。
これを繰り返しながら、次第に暖かくなり、春へと向かいます。
もともと、中国北部や朝鮮半島の冬の気候を表す言葉で、後に日本に伝わったそうです。