陰陽の中分となれば也(暦便覧)
暑い日は減り代わりに冷気を感ずる日が増える。昼と夜の長さがほぼ同じになることで、この日は秋彼岸の中日でもある。
秋の七草が咲き揃う頃である。
二十四節気の第16。天文学的には、太陽が秋分点を通過した瞬間、すなわち太陽黄経が180度となったときで9月23日ごろです。国民の祝日です。
この日、太陽は真東から出て真西に沈み昼夜の長さがほぼ等しくなります。旧暦の規則では秋分を含む暦月を8月としました。秋分の前後3日間ずつと合わせて7日間が秋の彼岸です。中秋の名月は旧暦8月15日の夜と定まっており、今年の十五夜の月は新暦の9月27日です。