
易の64卦28番は重すぎの沢風大過(たくふうたいか)。
上爻は「過ぎて渉(わた)る。頂きを滅(つく)す。咎なし」。
後先見ずに川に入り、歩いて渡ろうとして深みにはまり、おぼれて死ぬイメージ。
それが誰か人を助けようとしておぼれ死んだのなら、それは美しいことかもしれない。
でも、もし泳げない人だったら、立ち止まって考えるべき。
この爻を得たらじっとしていること。
のっぴきならない事情があっても、なんとか逃れる方法を考えて、あわてて動かないこと。
凶のときは、神に祈るだけです。
神に祈るだけなのです。
思いがけず逃れる道が見つかるかもしれないよ(笑)