
易の64卦54番は、結婚を意味する雷沢帰妹(らいたくきまい)。
五爻は「帝乙妹(ていおついも)帰(とつ)がしむ。其(そ)の君(きみ)の袂(そで)の良きに如かず。月望(つきもち)に幾(ちか)し。吉なり」
天子の娘が臣下に帰(とつ)ぐ形。
もともと高貴な生まれの清らな女性だから、飾り立てる必要はなく、支度はささやかでもそれを上回る人柄の美しさが輝いている。
満月のようだということ。
俗に、お姫様が「手鍋さげても」と身分低い男性のところに嫁ぐイメージ。
結婚に限らず、思いもかけない望みがかなう。そんなイメージ。
素晴らしい相手にめぐり会うということもある。
謙虚のにその幸運を喜ぶことです(笑)