
易の64卦番は猛反省の雷地予(らいちよ)。
五爻は「貞(てい)にして疾(や)む。恒(つね)に死せず」
柔弱な君主のイメージです。
江戸時代でいえば、世襲の家柄で、DNAがすっかり退化してしまっているバカ殿様。
ともかく身も心も弱く、遊び好きの人間で、三代目は家を滅ぼす。
忠実な大臣や家老、番頭が意見をしても、フワフワ遊びに溺れてどうしようもない主。
病気なら「死にそうだ死にそうだ」「オレはダメだ」などといいながら、死なないような状態。
その自分の弱さに気づかなければ、周りの困り者になる。