
易の64卦30番目は昇る太陽の離為火(りいか)。
三爻は「日昃(にっそく)の離(り)なり。缶(ほとぎ)を鼓(う)ちて歌(うた)わずば、大耋(だいてつ)嗟(なげ)きあらん。凶」。
【昃(そく)】とは、陽が西に傾いていること。
【大耋(だいてつ)】とは、70代や80代の老人のこと。
前の日が傾いて、次の日が昇る。
その接点が三爻なので、世代交代のど真ん中。
次の勢力が出てこようとしています。
自分の時代が終わって老いを自覚したら、ジタバタせずに余生を楽しむ事。
それが、老人でなくても同じ。
力尽きたら自分を休め、動きまわらずに時期を待ちなさい。
休む時は休むのです。動きまわる事は凶へと続くのです(笑)