
易の64卦29番は落とし穴の坎為水(かんいすい)。
三爻は「来るも之(ゆ)くも坎々(かんかん)たり。険(けん)にして且つ沈(ふか)し。
坎萏(かんたん)に入る。用うるなかれ」
八方塞がりという言葉がぴったりに時。
一番悪いのは軽挙妄動(けいきょもうどう)は慎む事。
登山で道に迷った時、頑固に自分の思い込みを通して歩きまわり、行くも退くも闇の中。
下れば渓(たに)と厳しい崖。
戻っても激流が渦巻いている。
身動きがとれない状態、立ち往生なので、
時を待つしかない。
どんな場面でも絶望に負けず、
時のはたらきを待つ事が一番(笑)