
五行の病理への応用では、相生と相克の道理により、
病変が生じたときの五臓の間の「過剰」と「不足」の関係を説明
できる。
健康な時には臓器がそれぞれの役割を果たし、相互に協調している。
外感か内傷の原因を受け、ある臓器の功能活動か物質的基礎に過剰や不足をもたらすと、ただちに疾病が生ずる。
疾病が生じたのち、適時に措置(そち)を講じてその進展を抑えなければ、関連する臓器に影響を及ぼし、さらなる病変を生じさせる。
たとえば、暴怒煩悩(ぼうどぼんのう)して肝(木)に影響を与える
と、肝気が過剰になって脾(土)の消化機能に影響し、
消化不良の症状を生じさせる。
それを「木が土に克つ」という。
これが相克(相乗)の理である。
逆に、ある臓器の功能に病変が生じたときに、関連する臓器が
健康であれば、病変した臓器が恢復(かいふく)するのを助ける。
例えば、肺(金)の病の人には、健脾(土)の法で食欲を旺盛にし、
体力を取り戻して健康を恢復(かいふく)させるが、それを「土が金を生ず」という。
それが相生の理である。
以上の二つの例から、五行の病理への応用の意義である。
陰陽五行による診断と治療への応用については「八網(208頁)」や「八法(272頁)」で紹介します。
※結構先となります事・・・・ごめんね。
ということで気学でも使う相生相剋は健康を判断する時の指針になるんですね(笑)