黄帝内経の78番目は徴四失論篇(ちょうししつろん)。
この章は黄帝が治療上の注意について教えてくれている。
①陰陽の道理を知って治療する事。
自然と人体の関係。
人体における陰陽の気のめぐり。
②師の教えを守り、みだり写法を加えない事。
写法が敵中した時は治療効果はすぐに現れる。
間違うと病症を悪化させる。 いがいに間違う事も多い。
補法を基本として、慎重に診断し、治療するべき。
※素人の私にはいまだ写法と補法の意味が理解できていない
ので説明できません。
でも、それだけ早くに効果がでる治療法が写法であり、
自然あわせて、ゆっくり間違いが起こりにくいのが補法だと
いうことは理解できました(笑)
③患者の貧富貴賤(ひんぷきせん)、生活環境、飲食の適不適
、精神状態、これらを知って診断し、治療する。
④病因等をよく問診し、脈診だけに頼らない事。
治療の失敗は以上の事柄を守らない時に起こる。
黄帝内経の本文に記されているらしい・・・・・確かに気が緩んだ時に事件は起きるものですよね。
【問題は基本を忘れた行動をした時に起きるもの】
特に私が面白いと思ったのは④の「問診、脈診だけに頼らない事」です。
気学を習いたての頃の失敗がこれだった。
深い知識がない時には、相手の言葉を真に受けて、簡単な現象から鑑定をしてしまい・・・・・・反省。
もし、基本に忠実に鑑定していたら・・・あんな見立てはしなかった。
そんな・・・辛い失敗ありました♪
勉強になりました(笑)