
本日、小野善一郎先生の「古事記のこころ」のセミナーを行います。
昼の部、夜の部ともに予約を承ってます。
九星気学を学ぶ者の基礎知識として開催しております。
また古事記を本を読んだだけではなかなか理解しにくいところもありますので、
この機会をお見逃しなく是非ともご参加ください。
古事記の成立は、
乙巳の変(イッシノヘン)にまでさかのぼります。
この変で中大兄皇子(天智天皇)は蘇我入鹿を暗殺。
これに憤慨した蘇我蝦夷は大邸宅に火をかけ自害しました。
この時、朝廷の歴史書を保管していた書庫までも炎上。
『天皇記』など数多くの歴史書はこの時に失われ、
その後、諸家の帝紀や本辭(旧辞)に虚実が加えられ初めました。
これを憂いて天武天皇が『天皇記』や「国記」に変わる物として、「古事記」や「日本書紀」の編纂を命じたのです。
古事記と日本書紀の大きな違いは、
古事記が日本国内向けに書かれた古伝書であり、日本書紀は海外向けに書かれたものです。
日本書紀は日本の歴史を対外的に理解してもらうため、中国の歴史書の体裁にならって漢文で書かれております。また、これまで日本にはなかった中国思想まで入っている点です。
さて、本日の古事記のさわりです。
本日は、古事記の冒頭の「天地開闢(てんちかいびゃく)」です。
天地(あめつち)初めて發(ひら)けし時、高天(たかま)の原に成れる神の名は、天之御中主神(あめの
みなかぬしのかみ)。
意味としては、
この宇宙が出来た時、天地は既に存在していました。
しかし、天地は別れていなく、混とんとしていました。
そして、天と地が別れはじめた時、この宇宙に初めて現れた神様が天之御中主神です。
この神は、この後、現れてくる様々な神様の物種として出現されました。
ここで注目したいのは、日本の神様はユダヤ教やキリスト教の神様とは根本的に違う!ということです。
『旧約聖書』『創成記』には「はじめに神は天と地とを創造された」とあります。
ユダヤ教やキリスト教の神は天と地を創造した絶対神(創造主)なのです。
それにひき替え日本の神は、天地は既に存在しており、物種として出現した神なのです。
物種って何?
この高天原に八百万の神たちを生み出す為の種(=物種)として天之御中主神が現れたということです。
乱暴な言い方をすると、天照大御神もイザナキノ命も天之御中主神の化身です。
絶対神であるGODとは全く違う種類の神ということです。
本居宣長は神についてこういっています。
「尋常(よのつね)成らずすぐれたる徳(こと)のありて、可畏(かしこ)き物」と。
つまり、我が国の神とは、存在に潜む「不思議な命の力」を意味しているのです。
山には山の神様、木には木の神様、水には水の神様、土には土の神様、火には火の神様、そして人が排出する尿やうんちにまで神様がいるのです。
言い換えれば自然のもの全てに神が宿っているのです。
八百万の神です。
“日本の神様は私達の祖先なのです”
と、小野先生はおっしゃっておられます。
易たま
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