一家のお守り
家の玄関は神社における鳥居。
神聖な場所と言われるところです。
鳥居に掲げられた額がすなわち「表札」です。
表札は単なるネームプレートではなく神聖なもの、一家のお守りなんです。
美しい表札、汚れた表札、損傷のある表札、字が消えかかった表札など、それぞれによってその家の主の人柄や健康状態から一家の消長にいたるまで、全てを語っています。
もし損傷のある表札を使用していると、病気や災いが襲ってくることになりかねません。
反対に生気ある美しい表札であれば、自ずと活気がみなぎり運氣も上昇し、家族皆が健康で円満な人生をおくることができます。
表札は一家の護符で運勢の吉凶をつかさどる守り神であり軽視することは、厳に慎まなければなりません。言い換えるとその家を守り支えるご神体です。家庭全体の守り神として崇敬すべきものなのです。
昔から「名は体をあらわす」と言われているように、姓名は単なる符号ではなく、その人が意識するしないにかかわらず、その人の人格を表わすものです。そのことから、その姓名の書かれた物体は、単なる物体でないことが理解できます。
すなわち表札は人格の象徴として存在し、そこには目に見えない「氣」が投影されているのです。姓名の書かれた表札が、その相と密接な関係をもって一つの運氣を生み出しているのです。
姓名が凶名であれば改名することをお勧めします。しかし今さら名前を変えるわけにはいかないという方には、表札相学に基ずく「開運表札」を作ることによって凶作用を緩和することができます。但し、開運表札を掲げたからと云って直ぐに幸運に転換するものではありません。その家の吉凶は様々なものが関連しあっているからです。
開運表札であるべき条件は次の要素を満たすものでなければいけません。
表札はその人の顔であり姿であります。
その人の顔にある八つの運氣線は、即ち左右の眉毛、左右の目、左右の耳、そして鼻、口とから成り立っています。
これらの部位はどの箇所が欠けても、まともな人間の顔でなくなるところからこの八つの運氣線が生じているのです。
この八つの運氣線を図によって示す通りです。そうして、これらの運氣線には、それぞれの数理的象意があります。
8つの運氣線
①祖先運:祖先との供養。
②家族運:家庭の状態と夫婦・親子の縁。
③血縁運:身近な血縁関係。
④健康運:健康状態、病災。
⑤友情運:知人、友人の親交関係。
⑥事業運:事業経営、勤務面の運氣。
⑦財力運:蓄財、破財の運氣。
⑧将来運:住居、生活の安定、未来運。
総合主運は、その人のこれから先、晩年に至る運氣の大半、晩年運を示す。
万物ことごとく地球上の磁力作用により活動を左右されています。玄関に掲げられる表札も例外ではありません。表札の木目を通じて磁力が流れ、生気ある表札にしています。
季節にとれば、木は成長発展する春を表します。
五行の最初にたとえられる生気の象徴であり万物の誕生を意味します。
このようなことから表札の材料として木は最適な材質です。そして木の中でも桧は神聖な木として神社などの建築に昔から使われています。
表札は手刷りの墨を使って楷書体で書くのが正しい方法です。そして、姓名の文字は八つの運氣線内に吉数配置されていること。
表札の掲揚日時は、ご夫婦の吉星、生氣、比和、退氣星が玄関に回座した日を選びます。
>> 初代 木村星翔の開運表札